セルフネイルで注意すること

爪は体の一部。注意することがあります。

カビに注意!

グリーンネイルにならないように注意!

グリーンネイルとは、爪にカビが生えた状態のことです。

ジェルネイルは時間がたつと、ジェルが自爪から浮き、隙間ができてきます。この隙間には、手洗いや洗髪、入浴時に水が入り込む可能性があります。この隙間に緑膿菌が入り込んで増殖してしまうのが「グリーンネイル」です。

グリーンネイルという名前の通り爪が緑色に変色し、症状が進むにつれて黒っぽくなるのが特徴ですが、痛みは伴いません。

緑膿菌とは、水回りに常在している菌の代表。健康な状態なら影響のない日和見感染を起こす菌です。爪部分で緑膿菌が増殖しても、全身の感染症を引き起こす心配はありませんが、治療が必要です。

グリーンネイルにならないようにするには?~予防法~

グリーンネイルの予防法は、まず、ジェルネイルと自爪に隙間ができた状態(リフト)で放置しないこと。

そして、日常的には爪を濡らしたまま放置しないことです。

手洗いや水仕事のあとは、爪を含めてしっかりと指を乾燥させるようにしましょう。

また、一定期間したらジェルネイルをオフすることも大切です。ジェルネイルをする前提なら、隙間ができて不衛生な状態にならないよう、定期的にジェルネイルを塗り替えて清潔を保つ、という結論になります。

間隔は状態によりますが2~3週間程度になります。

もしグリーンネイルになったら?~治療法~

ジェルネイルを長期間オフしなかったときなどに、爪とネイルの境が緑色に変色してきた場合は、皮膚科を受診しましょう。 ただし皮膚科ではつけているジェルネイルをオフの状態にはできないので、予めネイルサロンでジェル部分を外してから受診することをおすすめします。

一般的に起きやすい爪とジェルの間に菌が入るタイプのグリーンネイルの場合、ネイルを外した自爪の状態で経過観察し、ややひどい場合には外用薬を使用することで治療可能です。緑膿菌は日和見感染症の菌なので他人にうつる可能性はありません。グリーンネイルの状態で炊事しても問題ありません。

爪と指の肉の間に菌が入るタイプのグリーンネイルもありますが、これは直接はジェルネイルとは関係しません。この場合は皮膚科での長期的な治療が必要です。

ジェルを肌につけない!

皮膚にジェルが付いたまま硬化させると、ジェルが熱を帯び、やけどの原因になってしまいます。また、皮膚にジェルが付いたまま硬化させると、そこからジェルが剥がれてきてジェルが浮いてしまいます。

せっかくキレイに作ったネイルがすぐに取れてしまったら悲しいですよね。できた隙間を放置しておくと、グリーンネイルの原因にもなってしまいます。

筆にあまりに大量のジェルを染み込ませてしまうのはあまりよくないので注意しましょう。筆には少量をつけて、薄く丁寧に塗りましょう。
もし皮膚についてしまったときは、硬化する前にウッドスティックなどですぐに取り除きましょう。

爪を削りすぎない!

爪の形を整えたり、リフトを防ぐためにファイルでサンディングを施すときに多めに爪を削らないように注意しましょう。

削りすぎると自爪が弱くなったり、感染症やカビの原因にもなってしまいます。

どれくらい削っていいのかわからない場合は、初めから多く削るのではなく少な目に始めるくらいで調整してみてください。

施術中、ジェルのボトルはしっかり閉めておきます

ジェルが入っているボトルの管理についてです。施術をする場合、ブラシでボトルに入っているジェルをすくい、爪の上に乗せ、UV/LEDライトを照射します。この時、ボトルのふたをキッチリと閉めておくことが重要なのです。

UVライトやLEDライトはかなり強い光を放つため、爪にライトを照射しているときにボトルを開けたままにしていると、漏れた光が当たってしまいボトルの中のジェルが徐々に硬化してしまうのです。

また、自然光や蛍光灯の光の中にも紫外線は含まれていますので、部屋の照明や窓から入ってくる明かりでボトルのジェルが硬化してしまうこともあります。

そこでジェルネイルをする際には、爪にジェルを塗るときにのみボトルを開け、それ以外の場合はどんなに少しの時間でもボトルのふたを閉めておきましょう。 そうすることで、ジェルを劣化させることなく長い間使用することができます。





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